スキーツアーでウィンタースポーツを楽しもうと計画している人は、準備と道具選びに関するマメ知識をおさえておきましょう。既に、自前で道具を持っているという人は別ですが、ツアーで申し込んだ場合、ほとんどの人は現地でレンタルするプランを選んでいることでしょう。現地レンタルがあれば、手ぶらでも問題ありませんが、知っているといないとでは準備が異なってくることもあるので、準備物について確認しておきましょう。まず、当然のことながら、レンタルできるものを確認しておきましょう。
どういうことかというと、多くのスキーツアーのレンタルプランは、「板、ストック、ブーツ、ウェア」の貸出は行なっていても、グローブ、ゴーグル、帽子の貸出は行なっていません。現地についてみて、これらを買い求める人も多いですが、どうせなら、旅行の楽しみとして、友人同士でスノーショップへ行き、わいわいと道具を選ぶのも楽しいものです。また、現地で貸出できる道具一式についても、多くの場合は、現地でグレードアップするかどうかをレンタルショップの人に尋ねられます。この場合、ウェアはともかく、板、ブーツのグレードアップをおすすめします。
スタンダードプランのものはスキー学校などで使われる従来のスキー板とブーツで、グレードアップはカービングタイプとしているスキーツアーがほとんどです。初心者のうちはどちらを使ってもさほど変わりませんが、これからも趣味として続けていく可能性があるのであれば、前者は現在、ほとんど市販されておらず、自分の板が欲しくなったときに買い求めることができません。滑り心地も滑り方も違うので、後者を選ぶことをおすすめします。現地支払いの値段が変わってきますので、事前に旅行会社へレンタルできる道具について確認しておきましょう。